これからは、力を合わせて生きるぞ！ あの、黒い水に家族を飲み込まれて残った父ちゃんが俺に言った。 母ちゃんの誕生日に、俺は学校で習ったチャーハンを作るつもりだった。妹はクッションを準備していた。母ちゃんへのプレゼントだけが流さ...

震災の前日、彼は近所のお好み焼屋さんに行きました。地方出身で一人暮らしの彼にとってお好み焼屋のおばちゃんはお母さんの様な存在でした。｢彼女ができた｣と話したところ、すごく喜んでくれたそうです。でも翌朝、あの震災でおばちゃんは亡くなりました...

たったひとつの命だから　やりたい事をやって生きていきたい 私には夢があります。それは、小さなお店をすることです。店の中には、私が作ったクッションやポーチ、手提げ、アクセサリーを並べます。外には大きなベンチを置いて、道ゆく人の休憩場に...

私には、大好きなばあちゃんがいる。お箸の持ち方や、挨拶の仕方、花や木にも命がある事、いろんな事を教えてくれたばあちゃん。 88歳の誕生日をもうすぐ迎えるね、プレゼントは柘植の櫛にしようと、姉貴と相談して買っているからね。 まだ...

僕は　今日の朗読会を聞いてじいちゃんを思い出した 僕が5年生の時　僕のじいちゃんも死んでしまった一緒にお風呂に入ってて　急にうつぶせになって　苦しそうにしてて病院へお母さんが連れて行って　でも　じいちゃんは死んでしまった 葬式...

僕の祖父が先週亡くなりました。朝起きるとお父さんたちが慌しく動き回り救急車でじいちゃんは病院へ運ばれました。しばらくして病院から電話があり　じいちゃんが亡くなったと聞かされました。 今まで一度も家族を失ったことがなかった僕にとって　...

私の祖母が亡くなったのは一年程前のことです。亡くなる半年程前からメールを始めた祖母とは２ヶ月に１回ぐらいメールを送り合い、携帯に慣れない祖母からはたまに空メールが届きました。そんな祖母との最後のメールは入社直前の３月末｢研修中にまたメール...

私が小学３年・弟が１年のとき　両親が亡くなった。僕達を引き取って　育てることになった　祖父母はもう６０を過ぎていた。友達ができても　親がいないことを隠した。遠足の日　祖母が作る弁当を見て「誰がこんな弁当持っていくもんか！ママはもっときれい...

今から３年半前、家内を亡くしました。癌を宣告されてから１年８ヶ月。家族の懸命の看護の甲斐なく、帰るあてのない旅へと旅だってしまいました。「治るものなら、どんなに辛くても、どんなに苦しくても耐えるから」と言いながら、周りの人たちに、孫たちに...

あと、どれくらい生きているのかわかりませんが、私も残しておきたいと思いました。たった一つの命だから、頑張って生きてきた。でも、今　わかった事がある。見栄張らず、失敗恐れず、自分をさらけ出して生きればよかった。気楽に生きてくればよかった・・...