大好きな長野県に、今年も行くことが出来ました。
前日、松本城の紅葉と、白馬の雪景色を堪能してきました。
紅葉と雪を同時に見るなんて、長野県民でもなかなか出来ないことですよって言われました。
久しぶりの長野駅
変わっていなくてホッとしました。
しかし・・長野駅の地下1階から地上5階まである『MIDORI長野』
ショッピングフロア 全館お休みだった( ;∀;)
1時間半ほどウロウロする予定でホテルを出てきた私
することなくなった・・お土産も買えなくなった。
でも、中条中学校さんへ行くバス乗り場で
『日赤病院へ行くバスに乗るのは、ここで合っていますか?』
と、何人もの人に尋ねられ
3人程、バスに案内しました。(長野を知り尽くしている風に見えたのかしら)
いい気分で、27番のバスに乗り込み、いざ!出陣デス!(笑)
まあ~10分も走ると車窓から見る景色が贅沢なこと。
長野の自然は圧巻です。
九州では絶対に見れない山、山、山・・湖・・綺麗でした~
無事、中条中学校さんの前で降りると、先生がお出迎えしてくださっていました。
そして、お楽しみの給食を校長先生と一緒にいただきました~
長野に来て『ちゃんぽん』をいただきましたよ~
ヒジキのサラダに、揚げ大豆がきな粉たっぷりで出てきました。
まあ~美味しかったこと。
校長先生が、少し前に大分に校長会で行かれたそうで
「九州は遠かった」と、話されました。
とても気さくな校長先生で、いろんなことを伺いました。
あと2年半で学校が無くなるという話も・・
統合されるんですって。
今の1年生が最後の卒業生になるそうです。
淋しいです。
と、しばしゆっくりさせていただき、会場となる体育館へ。
この日は、寒かったです。
気合を入れてしっかり着込んで行きました。
福岡を発つ日は20度ありましたが、長野の11月をなめてはいけません。
そこんとこは分かっていたのですが・・想像以上でした。
で~~っかいストーブがありました。
初めて見ました。
いや~あったかかったです。
実は、中条中学校さんは、今回2度目だったのです。
保護者の方が是非にと仰ってくださって、それで伺う事が出来ました。
その声を掛けてくださった役員さんに会うことができました。
嬉しかったです~
そして、今回、福岡から私一人で行ったので、沢山お手伝いしていただきました。
音響とパソコン操作は、先生にお願いしました。
朗読は、3人の役員さんが引き受けてくださいました。
リハーサルから本番は、あっという間でした。
私は、朗読の時は眼鏡を外します。生徒さんたちの顔を見たらもらい泣きするからです。
手の動きでわかります。
その手が、目元に行くことが。
最前列に1年生、その後ろに2年生、その後ろに3年生。
その後ろに、保護者の皆さん。
始まると、シ~ンと静まり返り、ドキドキ。
いつも隣に座っているメンバーがいなくて、ここにきて初めて
『やばい!石川のメンバーに応援に来てもらうべきだった!』
と、大きく後悔しました。
でも、先生方と、役員さん
めちゃくちゃ息ピッタリで、いつもどおりにやれちゃいました。
西尾誉佳ちゃんは、中2の春に発病し、治療を開始。
その秋・9月に手術を受けました。
誉佳ちゃんが、左手で書いたイラストや詩を紹介している時、食い入るようにスクリーンを見てくれていたあの子達のまなざし・・
実は、これが一番強烈に残っています。
どんな想いで書いたのか・・そこに思いを馳せてくれた生徒の皆さん。
ね、誉佳ちゃんはクヨクヨしなかったんですよ。
いつも、マイペースでした。
無理にはしゃぐわけでもなく、わざと明るく振る舞うわけでもなく
いつも自然体でした。
思ったとおりに行動する、言葉にする、ごくごく心のままに生きている子でした。
そんな彼女から始まった活動なので
いろんな人から声がかかるんです。
それぞれに、心に留め置いていただけたら幸いです。
素敵な時間をありがとうございました。
終わったら、バタバタ失礼をし、バスに乗り込みました。
なんせ、18時の特急しなのに乗り込まねば、名古屋に帰りつくのが遅くなってしまいます。
校長先生がバス停までお付き合いくださって、なんとお見送りまで。
ありがたい、ありがたい、長野の夕方の時間をホッコリ過ごさせていただきました。
無事、しなのに乗り込み
中条中学校さんの朗読会を振り返り、興奮しながら福岡のメンバーに報告をしました。
さあ、あと20分で名古屋駅に着くってところで・・
電車が停まりました。
人身事故のため、暫く停車しますと。
『たったひとつの命です。みんな、それだけは平等。与えられた命はひとつだけ』
と、話してきたその日・・
名古屋市で、大切な命がふたつも同時に失われました。
2時間後に再び走り始めました。
悲しい現場となった線路の上を通りました。
辛くて辛くて悲しい選択をされた方の魂が
安らかに眠られますようにと祈りました。
生きる勇気、生きる心意気!
人との出会いでいくらでも貰えるもんだと、私は思っています。
時には挫けることも、落ち込むことも、そりゃあるある。
みんなある。
私も何度もありました。
『死にたい病』にかかったのは、14歳の時でした。
でも、大好きな人が私には沢山いました。
大好きな人のおかげで、私は生きる力をもらい、59年間生きてこれました。
もっと生きます。
せっかくだから、生きましょう。
どんな人生でも、主役は私たち、ひとりひとり。
え~~~い、生きてやれ!