一般社団法人ワンライフプロジェクト

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私の名前

私の名前は『光』です。
私の母は、生まれてすぐ目の病気になりました。
そして、ほとんど見る事が出来なくなりました。

私が生まれた時
『この子の目は大丈夫ですか?』と、真っ先にお医者さんに、きいたそうです。
『大丈夫ですよ』と、答えが返ってきて泣いて喜んだそうです。
そして、私の名前は、光を感じることが出来る『光』になりました。

母が私によく話すことがあります。
『赤ちゃんにはね、選べないものが2つあるのよ。ひとつは、誕生日。あとひとつは、名前。
誕生日はね、この日に生まれたらすくすく育つんだよって、神様が決められるの。
あとひとつの名前、これは、お母さん達が赤ちゃんを見て、一生懸命考えるの。
赤ちゃんが、みんなに愛される事を願ってつけるのよ。
名前がつくと、赤ちゃんに、自分で生きるチカラが流れ始めるの。
生まれてすぐ、誕生日と名前をもらってそして、赤ちゃんは、人ととして歩き始めるの』
『お母さんは、光が、世の中のものを、全部自分の目で見て、光を感じて生きてくれるだけで感謝してるのよ。』
『光が、あなたを守ってくれるようにつけたのよ』
そんな話をよく聞かせてくれます。

私は、『光』という名前が大好きです。

1日、何回、名前を呼ばれているのかなって考えて、数えた事があります。
親・先生・友達・近所のおじさん達、みんなが私を『ひかり』と、呼んでくれます。
その日は、一日120回も呼ばれました。
120回も、生きている事を感じる事が出来ました。

友達になる時は、一番に名前を教え合います。光と呼ばれるから返事をします。

私は、私の名前を大切にして生きます。
名前を大切にすることと、命を大切にすることは、同じ事だと思います。
誕生日と名前は、神様と親からのプレゼント。
私の、たったひとつの命は、この2つのプレゼントから始まりました。

私は、お母さんが見る事が出来なかったものを、全部この目で見て、光のある世界で生きます、
たったひとつの命だから。

福岡県・小学6年生、光