一般社団法人ワンライフプロジェクト

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恋は終わったけれど

私は、20代半ば、人生で一番女にとっては全盛期というところにいます。

高校を卒業して付き合ってきた彼とお別れをしたばかりです。
7年の春が終わってしまいました。
遠距離恋愛でスタートさせた私たちの恋でした。
でも、離れていてはダメになると思い、二年前に彼の元へ行きました。
一緒に生活を始めた途端、それまで見えなかったところがどんどん見えるようになってきました。
案外、細かいところに目がいく彼と、大雑把な私。
思いやる、思いやれるはずの私たちがだんだん笑えなくなっていきました。

喧嘩しては、もうダメだと思い、
もうダメだと思っては、彼の傍にいたいと思い、
傍にいれば喧嘩になる
この繰り返しの中で、
ひとつずつ見ていこうと思いました。考え方の違いを。
そして、穴埋め出来るかどうかを親友に相談しました。

1年が過ぎて、彼の方から、お前とは無理だと言われ、終わってしまいました。

もう二度と誰かを好きになんかならない
私は仕事に生きる女になる‼そう自分の中で誓いました。
そんな時に、ワンライフの優子さんのブログに辿り着きました。
泣きながら読んだものが沢山ありました。
命があるというだけで、どれだけ素晴らしいものなのかも、改めて感じています。
いえ、初めて知ったのかもしれません。

愛されている、愛している
そもそも、ここがよく分かっていないのかもしれません。

私は、昨年一緒に住んでいたじいちゃんが亡くなった時に、これでもう誰も介護に時間と手間を割かなくてよくなったと喜びました。
母が楽になると。叔母さん達も。
とんでもない私です。
じいちゃんは、いっぱい私にいろんな事を教えてくれました。
物を大切にすることや、挨拶の仕方、そしてその後ろ姿は家の中の安心そのものでした。
だから、母達は施設に入れる事なくおじいちゃんの世話をしていたのに。
何にも分かっていない私でした。
だから彼にもサヨナラされちゃったんです。

私、人の心の温かさを感じることを忘れていました。やり直しです。

表面ではなく、心のやり直しです。人間は、何度でもやり直せるのだと誰かが書いてありました。

ありがとうございます。
たったひとつの命だから 私はやっぱり誰かに恋をして次の命へとつなぎたい