一般社団法人ワンライフプロジェクト

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大事なばあちゃん

今日は、私たちの学校へきてくださりありがとうございました。
おばあちゃんへ・・というお話を聞いてばあちゃんのことを思い出しました。
小さいころ いっぱい遊んでもらいました。
かるたをいっしょにしてくれたり、字を教えてくれたり、算数の問題を出してくれたり、
私は一人っ子なので、家ではばあちゃんが私の友達でした。
学校から帰ると、ばあちゃんが待っていてくれました。

ばあちゃんが作る料理は、お母さんが作る料理よりもおいしくて、よくいっしょに、ポテトサラダやドーナツやからあげを作りました。
おばあちゃんのこと、今でもたくさん思い出します。

病気になって、どんどん耳が遠くなっていきました。
ふっくらしていたのに、うでも足も細く細くなっていきました。
同じ事を何度も言うようになりました。
腰が曲がって、歩くのも出来なくなって、年だから仕方ないと思っていました。

なくなる少し前に『みいちゃん、ありがとね、ありがとね』と手をにぎってくれました。
すごく小さくてやわらかい手でした。
もうすぐおばあちゃん死んでしまうんだと、わかりました。
帰りの車の中で泣きました。

「ありがとう」って私の方が言うことなのに、おばあちゃんが言ってくれました。
この「ありがとう」を私は忘れません。

もっと長生きしてほしかったです。
動けなくなっても、目を開けなくなっても、私のことがわからなくなっても、おばあちゃんに生きててもらいたかったです。

私の大事なおばあちゃんは、だれよりも優しくて、だれよりも何でも知っている私の先生でした。
天国のおばあちゃん、みいは、おばあちゃんの事大好きでした。
たったひとつの命だから おばあちゃんみたいに優しい人になります。

福岡・小5