わたしのお母さんが、入院をしました。
退院してきてから毎日家にいます。
入院する前は、学校から帰っても、だれもおうちにいなくて、さみしいなと思っていました。
でも、今は毎日いてくれます。シフォンケーキやクッキーを焼いてまっていてくれます。
たくさん、お母さんと、話すこともできます。
学校が、早く終わらないかな、早くおうちに帰りたいなと思っていました。
でも、今は少しちがいます。
お母さんがおうちにいるのは、病気だからです。
お母さん
病気になる前は、なんでおうちにいてくれないのーって、おこってばかりでごめんなさい。
お母さんが、元気でいてくれるのが一番いいです。
半年、いっしょにいてくれたから、もういいよ。
神さま、私が、お母さんに文句言ったから、お母さんは病気になったのですか?
神さま、お母さんの体を元にもどしてください。
もう、文句言いません。お手伝いもします。
だから、お薬を飲まなくていい体にもどしてください。
学校で
『たったひとつの命だから』のつづきの話を聞いて、お母さんが病気と戦っている気持ちを初めて知りました。
お母さんが、がんばっている事がわかりました。
私もがんばります。
家族も友達も、そして、みんなの命を大切にします。
だから、全部の病気の人も早くよくなってほしいです。
だから、みんなに心から笑っていてほしいです。
だから、だから、だから いつも、やさしい気持ちでいたいです。
たったひとつの命だから
福岡県・小学5年生